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平成19年度

 

最優秀論文賞

「Exposure dose estimation of nursing personnel and visitors following 125I brachytherapy」

Radiation Safety Management, Vol. 6, No.1 1-13

Kazuhisa Nakazato1), Hirosumi Kikuchi1), Harumi Hotta2), Kunihide Nishizawa3)

1)Keio University, 2)Keio University Hospital, 3)Nagoya University

【受賞理由】
本論文は、最近導入された125Iシード治療による前立腺がん治療を行った患者を看護する看護師などの滞在時間や接近度を詳細に観察して、 看護にかかわる者の被ばく線量を実態に即して評価したものである。 このような評価は非常に重要であるにもかかわらず、きちんと行われてこなかったもので、社会的要請のきわめて高い研究内容である。


技術賞

「GMサーベイメータのプローブ汚染防止カバーが計数値に与える影響について」

日本放射線安全管理学会誌 第6巻,第1号,43-47

阿部 利明1), 河津 郁穂1),馬田 敏幸1),法村 俊之2)

1)産業医科大学アイソトープ研究センター,2)産業医科大学医学部放射線衛生学

【受賞理由】
阿部利明君は、GMサーベイメータの汚染防止カバーの材質や厚さの違いによって計数値がどのように変化するかを核種ごとに評価した。 これは著者が日常の管理の中から地道にデータを得て論文としてまとめたものであり、 現場において簡便に核種を推定することにも応用できる可能性がある。 このような技術の蓄積とまとめていく姿勢は多いに評価できる。


研究奨励賞

「熊本大学における作業環境測定及び諸問題の検討」

日本放射線安全管理学会誌 第6巻,第1号,37-42

高椋 光博、島﨑 達也,古嶋 昭博,大久保 博晶

熊本大学生命資源研究・支援センター RI実験分野

【受賞理由】
高椋光博君は、定期的な作業環境測定のサンプリングに加え、従事者の協力を得て、より使用状況に即したサンプリングを行った。 得られた結果をもとに、従事者とともに取扱い方法の改善に役立てた。 本研究の成果は作業環境測定のあり方を考える本学会にとっても有益であり、今後の一層の活躍も期待する。

-以上-