JRSM広報
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医療放射線防護連絡協議会
第29回「医療放射線の安全利用研究会」のご案内


日本放射線安全管理学会会員の皆様

自治医科大学 菊地 透

 医療放射線防護連絡協議会の第29回「医療放射線の安全利用研究会」フォーラムでは、「医療分野の放射線安全管理者を育てる」をテーマに次のとおり開催しますので、ご案内申し上げます。

1.日 時:
平成21年9月4日(金)10:00~16時15分

2.場 所: タワ-ホ-ル船堀(東京都江戸川区民ホール5階「小ホ-ル」
  江戸川区船堀4-1-1(電話:03-5676-2211)
  地下鉄・都営新宿線「船堀」駅下車 北口(徒歩1分)

3.テ-マ: 「医療分野の放射線安全管理者を育てる」

 医療における放射線安全は長い歴史と経験を有しております。わが国の医療機関には多くの放射線施設を保有されておりますが、放射線管理者が適切に存在しているかと言うと難しい状況があり、放射線安全管理を専門に担当する人は少数です。他の放射線障害防止法の適用を受けている施設では、放射線取扱主任者が選任され放射線安全管理者が配属されています。今後、医療現場において放射線安全管理者を「いかにして育て、活躍できるか」について議論いたします。また、「行政指導に基づく放射線源登録制度」の運用開始について、文部科学省担当官からの特別報告が行なわれます。



司会進行:  菊地 透 総務理事

開催挨拶:  古賀 佑彦 会長

Ⅰ.基調報告 10:10~10:55 座長 鈴木 昇一(藤田保健衛生大学)
「医療の放射線安全管理者とは*放射線取扱主任者誕生50周年から考える*」
    菊地 透(自治医科大学RIセンター)

◆特別報告 11:00~11:20
「行政指導に基づく放射線源登録制度について」
    石井 忠(文部科学省 放射線規制室)

Ⅱ.シンポジウム  11:25~14:40(昼食休憩11:55~13:00)
テーマ「医療分野の放射線安全管理を担う者の現状と課題、そして夢」
シンポジスト (各講演時間 20分)座長:大野 和子(京都医療科学大学)

1. 「病院の放射線管理者として振り返って思うこと」
    井原 智(杏林大学医学部)
2. 「大学病院の放射線管理者を経験した立場から」
    中里 一久(慶応大学医学部)
3. 「病院の放射線管理者として活動している立場から」
    福井 厚(聖マリアンナ医科大学病院)
4. 「医療放射線利用と安全管理のはざまで」
    高橋 克彦(独協医科大学RIセンター)
5. 「診療放射線技師を育てる教育現場の立場から」
    佐藤 斉(茨城県立医療大学保健医療学部)
6. 「放射線部門を担当する医療監視員の研修を担当して」
    山口 一郎(国立保健医療科学院)

(休憩:10分)

Ⅲ.総合討論 14:50~16:10 座長:鈴木 昇一、大野 和子
「医療分野の放射線安全管理を担う者を育てる」
  指定発言:①多田 順一郎(理化学研究所)
       ②清 哲朗(厚生労働省医療放射線管理専門官)

16:15 閉会

◆参加費: 3,000円(講演要旨集代含む)

◆申込方法: FAX.またはE―メールでお申し込みください。

◆申込先: 医療放射線防護連絡協議会 事務局
〒113-8941 東京都文京区本駒込2-28-45 日本アイソトープ協会内
 Fax:03-5978-6434 電話:03-5978-6433(月・水・金のみ)
 E-mail:

-以上-