JRSM広報 | |
(07.12.28)0088 |
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JRSM会員各位 |
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下記のシンポジウムを保健物理学会との共催で開催することになりました。多数の方々が参加下さるよう案内申し上げます。 |
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内部被ばく評価のための体外計測器に関する標準校正方法 |
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主 催: | 日本保健物理学会 |
共 催: | 日本放射線安全管理学会 |
開催趣旨: | 我が国の原子力施設、被ばく医療機関、大学・研究所等における内部被ばく評価のための体外計測器、いわゆるホールボディカウンタの設置台数は既に90基を超えています。その一方でJIS等の規格に基づく客観的な校正方法は未だ提示されていません。米国ではANSI
N13.30に基づく校正の考え方が明記され、事実上のJIS上位規格でもあるIEC規格に於いても、2004年には体外計測器に関する規格、IEC61582の審議が完了し発行に至っています。これらに鑑み、保健物理学会では「内部被ばく評価のための体外計測器に関する標準校正法」専門研究会を平成18年度より立ち上げ、科学的知見に基づく合理的で標準的な校正方法の検討を進めてきましたが、このたび、現状の問題点把握と諸外国の規格整理作業を完了し、体外計測器に関する標準校正の考え方と校正方法の骨子をまとめるに至りました。そこで、関連する諸分野の方々から校正基準、放射能トレーサビリィティの視点で講演頂き、体外計測器に関する標準校正の在り方を議論することを目的として本シンポジウムを開催することとしました。多くの方々の参加をお待ちしています。 |
1.開催日: | 2008年1月22日(火)13:10~17:00 |
2.開催場所: | 東京大学 工学部11号館大講堂(本郷キャンパス) |
3.プログラム: | |
司会: | 放射線医学総合研究所 鈴木敏和 |
13:10-13:15 | 開会の挨拶 日本保健物理学会企画委員長:古田定昭 |
各講演は30分(質問時間5分を含む。) | |
13:15-13:45 | 体外計測器の今後に関する提言 東京大学:小佐古敏荘 |
13:45-14:15 | 我が国における体外計測器の現状 放射線医学総合研究所:仲野高志 |
14:15-14:45 | 製作側から見た校正用ファントム 京都科学:野村源吾 |
14:45-15:15 | 外部被ばく線量測定用個人線量計に関する標準校正の考え方と校正方法について 日本原子力研究開発機構:吉澤道夫 |
15:15-15:30 | 休憩 |
15:30-16:00 | 内部被ばく線量測定用体外計測器に関する標準校正の考え方と校正方法について 放射線医学総合研究所:鈴木敏和 |
16:00-16:30 | 内部被ばく線量評価の為のバイオアッセイ分析に関する放射能評価方法について 日本原子力研究開発機構:武石 稔 |
16:30-17:00 | 放射能に関する国家基準の定め方について 産業技術総合研究所:柚木 彰 |
17:00 | 閉会挨拶 日本保健物理学会企画委員長:古田定昭 |
4.参加費: | 日本保健物理学会,日本放射線安全管理学会学会員:2,000円 非学会員:3,000円 学生会員:1,000円 |
※ | 準備の都合上、参加予定の方は、1月18日(金)までにその旨を下記連絡先までお知らせください。 |
5.連絡先: | 金 うん珠 〒263-8555 千葉市稲毛区穴川 4-9-1 放射線医学総合研究所 緊急被ばく医療研究センター 運営企画ユニット 企画・研究推進室 Tel:043-206-4740 Fax:043-284-1769 e-mail:eunjoo@nirs.go.jp |
-以上- |