以下のように、保健物理学会の主催により「医療における放射線安全・防護についてのパネル討論会」が開催されますことを。お知らせ致します。なお当学会はこの討論会を共催しております。
主催 日本保健物理学会
共催 日本放射線技術学会、日本医
学物理学会、日本医学放射線学会
日本放射線安全管理学会、日本アイソトープ協会放射線取扱主任者部会
趣旨:医療における放射線利用は、意図的に人体に照射することが認められていることで、他の分野の放射線利用とは決定的に異なる性格をもっている。このために、事故やトラブルの発生数も他の分野に比較して多く、社会的な影響も大きい。医療における放射線安全・防護に関する課題は、法律だけで取り締まることのできないものが多く、まさに、放射線安全の視点から関係者の教育や人的な配置といた安全のシステムを確立することが大切であるにもかかわらず、現実には放射線安全・防護に対する認識には大きな幅がある。放射線防護の専門学会である日本保健物理学会は、関係学会および団体と協力して、この問題に対する認識を深め、解決のための道筋をつくるための契機となることを期待して本パネル討論会を企画した。
日時:2004年2月14日(土)午後1時半から5時
場所:国立保健医療科学院白金庁舎
講堂
[ 港区白金台4-6-1 03-3441-7111 ]
営団南北線 地下鉄白金台駅
下車すぐ
国立保健医療科学院白金庁舎
http://www.niph.go.jp/shirokane.jpg
参加費:会員2000円、非会員3000円、学生会員1000円
ただし、共催学会の会員も会員として扱います。
1.講演1:我が国における放射線の事故・トラブル統計の報告(30分)
石田正美(文部科学省放
射線規制室)
2.講演2:医学放射線物理連絡協議会の活動報告(30分)
遠藤真広(放射線医学総合研究所)
3.パネル討論:医療における放射線安全・防護について考える
司会:米原英典(放射線医学総合研究所)
保物学会 太田勝正(長野県看護大学)
医学物理学会 岩波 茂(北里大学)
放射線技術学会 加藤英幸(千葉大学医学部附属病院放射線部)
医学放射線学会 大野和子(愛知医科大学)
主任者部会 西澤邦秀(名古屋大学)
(放射線安全管理学会からの代表でもある)
連絡先:
緒方良至(名古屋大学医学部保健学科) E-mail:
ogata@met.nagoya-u.ac.jp