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平成25年度

 

技術賞

「小型OSL線量計のリングバッジへの応用」


日本放射線安全管理学会誌 第12巻、第1号、41-45、2013

日本原子力研究開発機構 宮内英明

共著者 吉富 寛、佐藤義高、高橋史明、橘 晴夫、小林育夫、鈴木朗史

 手指被ばく測定用のリングバッジとして、TLDが用いられているが、欠点としてフェーディングの影響が大きく長期間の使用が出来ないことや、 繰り返しの読み取りができないことがある。 宮内英明君はリングバッジとしてTLDに代わる安価な小型OSL線量計をリングバッジに応用することを検討し、 β線とγ(X)線を分離評価するためにOSLを2枚重ねにするとともに、小型化の工夫を行った。性能評価の結果、 β線最大エネルギー0.88-2.06 MeV、γ線エネルギー0.048-1.25 MeVの範囲で、レスポンス変動が±15%以内であり、 上記のエネルギー範囲から外れたβ線、γ線についても線量評価できる計算式を考案した。 らに、90日間の経時変化は-4.7%と長期間の繰り返し使用が可能であることを示した。 この成果は、小型OSLを利用したリングバッジが長期間の繰り返し測定可能かつコスト削減にも繋がるなど実用性が高いことを示すものであり、 本学会にとって評価できる。

-以上-