平成16年度
最優秀論文賞・大崎賞
「High Sensitive 123I Thyroid Uptake Measurement Method Using an Imaging Plate on the Response
of Scintillation Survey Meter」
Radiation Safety Management, Vol.3, No.1, pp.11-19, 2004
Shigeki, Ito1), Takuya Saze2) and Kunihide Nishizawa2)
1) Graduate School of Environmental Science, Nagoya University and 2) Radioisotope Research Center,
Nagoya University
【受賞理由】
甲状腺へのI-123の摂取量をイメージングプレートを用いて従来法に比べて約2桁近い高い感度で測定する手法を開発している。
測定限度を丁寧に求めるなど、結果を導くまでの手法も確実で、学術論文として高い価値があると認められる。
技術賞
「非密封放射性同位元素使用施設における非接触式自動認識媒体を用いた
統合放射線管理システム」
日本放射線安全管理学会誌 第3巻, 第2号 85-92, 2004 掲載論文他
中里 一久1),森 一幸2),西澤 邦秀3)
1)慶應義塾大学医学部放射線安全管理室,2)(株)イング,3)名古屋大学アイソトープ総合センター
【受賞理由】
非接触型のデータキャリア(ICチップやバーコード)を個人線量計や線源容器に組み込むことにより、
業務従事者の入退室管理だけでなく放射線同位元素(線源および廃棄物)の管理の両方に応用したもので、
新しい放射線管理システムとして注目できるシステム技術である。
-以上-