平成15年度
研究奨励賞
「X線診断における患者被ばく線量算出プログラムの構築」
日本放射線安全管理学会誌 第2巻, 第2号, 51-57, 2003
小林 正尚1),浅田 恭生2),鈴木 昇一2),古賀 佑彦3)
1)藤田保健衛生大学大学院保健学研究科,2)藤田保健衛生大学衛生学部,
3)原子力安全研究協会放射線災害医療研究所
[選考理由]
色々なケースに対応できる被ばく線量計算プログラムとなっており、現場で応用が可能である。
本論文の他、医薬品が漏れた場合の皮膚線量の評価も資料として投稿しており、「線量評価」の分野での今後の活躍が期待される。
技術奨励賞
「携帯電話機の高周波電磁場が電子ポケット線量計に及ぼす影響」
日本放射線安全管理学会誌 第2巻, 第1号, 33-37
出路 静彦1),西澤 邦秀2)
1)名古屋大学大学院環境学研究科,2)名古屋大学アイソトープ総合センター
[選考理由]
EPDの電磁耐性について、電場分布と誤動作の関係や誤動作帽子距離など丁寧に測定しており、放射線安全管理上有益な結果が導かれている。
技術奨励賞
「Webを用いた放射線業務従事者管理のためのデータ処理ソフトウェアシステムの開発」
日本放射線安全管理学会誌 第2巻, 第2号, 74-81, 2003
三好 弘一1),西谷 弘2),山本 康代1)
1)徳島大学アイソトープ総合センター,2)徳島大学医学
[選考理由]
学内LANを用いて登録者からの入力データが自動的に所定様式に加工されるソフトウェアを開発・実用化している。
放射線安全管理担当者の省力化に大きく寄与すると期待される。
-以上-