JRSM広報
(10.05.18)0157

日本学術会議ニュース・メール

日本放射線安全管理学会の皆様へ
JRSM広報委員会

 日本学術会議ニュースメールより,公開シンポジウム等の開催情報が届いておりますので、ご案内致します。



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** 日本学術会議ニュース・メール **  No.250-2 ** 2010/5/14 **
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◇ 公開シンポジウム「植物を活かす−植物を利用したグリーンイノベーション
に向けてー」の開催(ご案内)
◇ 科学技術シンポジウム「豊かな持続性社会を実現するイノベーション戦略に
向けて」の開催(ご案内)
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 公開シンポジウム「植物を活かす−植物を利用したグリーンイノベーション
 に向けてー」の開催について
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 皆様ご存じのように、地球環境問題や食料問題など人類を取り巻く状況は
年々厳しくなっており、これを乗り切るためには政治や経済だけでなく、科
学の力が必要とされています。特に、植物科学は食糧や環境に直結する科学
で、日本は極めて高い基礎的な力を持っています。今、植物科学コミュニ
ティーには、この高い基礎科学の力を活かして、どのようにして地球環境問
題や食糧問題に貢献するかが問われています。地球環境問題の最優先の課題
の1つは、大気からのCO2削減とその再利用や化石エネルギー消費の減少で
す。この問題について、日本の企業も高い関心をもっており、産業界との連
携も視野においた取組が重要になってきています。今回のシンポジウムでは、
産業界、学界、行政、さらには次代を担う若い研究者にも参加してもらい、
植物をいかに活かして、よりよい人類の未来を創造していくかについて活発
な議論を行いたいと思っています。多くの皆様の参加を心からお待ちしてい
ます。

 ◆日  時:平成22年5月29日(土)13:00〜17:20
 ◆場  所:日本学術会議講堂
 ◆プログラム(予定)【敬称略】
13:00〜13:10 開会の辞
    石山敬貴(民主党衆議院議員)
    黒岩常祥(日本学術会議 基礎生物科学委員会委員長)
13:10〜13:15 本シンポジウムの趣旨説明
    福田裕穂(日本学術会議 植物科学分科会委員長)
13:15〜13:30 関連研究機関・関連学界の取組について
    岡田清孝(自然科学機構基礎生物学研究所長、日本学術会議会員)
    篠崎一雄(理化学研究所植物科学研究センター長、日本学術会議連携会員)
    江面 浩(日本植物細胞分子生物学会会長:各共催学界を代表して)
13:30〜16:15 「グリーンイノベーションがもたらすもの」
    〜バイオマス、バイオエネルギー、バイオファイナリーから環境保全、
     食品まで〜

        【企業サイドから】
    植物科学研究への期待 藏野憲秀(デンソー)
               三橋秀一(バイオエタノール革新技術研究組合)
               川上 智(DOWA)
               津布楽洋和(カゴメ)
               John Breen(ダウ・ケミカル日本)
        【アカデミアから】
       植物研究の貢献 福澤秀哉(京都大学)
               太田啓之(東京工業大学)
               西澤直子(東京大学)
               青木 考(かずさDNA研究所)
               高岩文雄(農業生物資源研究所)
16:15〜17:15 パネル討論とまとめ
  「基礎研究から応用研究への『死の谷』をいかに乗り越えるか」
             司会:松岡 信(名古屋大学)
17:15〜17:20 閉会の辞
    磯貝 彰(奈良先端科学技術大学院大学長、日本学術会議会員)


 ◆参加費:無料

【参加問い合わせ先】
 福田裕穂
 植物科学コミュニティーシンポジウム事務局
 学術会議植物科学分科会委員長
 〒113−0033 東京都文京区本郷7−3−1
 東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 
 電話:03−5841−4461
 電話/FAX:03−3812−4929
 e-mail:fukuda@biol.s.u-tokyo.ac.jp

 詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/93-s-2-1.pdf
 
【問い合わせ先】  
  日本学術会議事務局第二部担当 木田
  Tel:03−3403−1091

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 科学技術シンポジウム
 「豊かな持続性社会を実現するイノベーション戦略に向けて」
 開催のお知らせ

 日時:平成22年6月1日(火)13:00〜17:30
 場所:津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24)
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 昨年末、「新成長戦略」の基本方針が発表され、今後の成長に向けた柱
として2つのイノベーション、すなわち、「グリーン・イノベーション」
と「ライフ・イノベーション」が掲げられました。
 本シンポジウムでは、JST研究開発戦略センターにおける戦略立案を紹介し、
豊かな持続性社会を実現するイノベーションの俯瞰的な視点から、課題解決型
イノベーション(「グリーン・イノベーション」「ライフ・イノベーション」)
に求められる今後の科学技術戦略について議論を深めます。
 ◆日 時:平成22年6月1日(火)13:00〜17:30(開場12:30)
 ◆会 場:津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24)
 ◆参加費:無料 (事前申込が必要です)
 ◆定 員:450名
 ◆主 催:独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター
 ◆後援(予定):内閣府、文部科学省、経済産業省、(社)日本経済団体連合会
 ◆概 要:
  13:20〜13:50 基調講演 吉川 弘之(CRDSセンター長)
  13:50〜15:00 講演「豊かな持続性社会実現に向けたCRDSのアプローチ」
          (1)CRDSの方法論と戦略 植田 秀史(CRDS副センター長)
          (2)グリーン・イノベーションに向けたCRDSの取組
           笠木 伸英(CRDS上席フェロー)
          (3)ライフ・イノベーションに向けたCRDSの取組
           浅島  誠(CRDS上席フェロー)
  15:15〜17:25 パネルディスカッション:
          「課題解決型イノベーションに向けて
           〜社会的期待の把握・戦略の形成・実施・価値実現〜」
          (1)論点の提供 井村 裕夫(CRDS首席フェロー)
          (2)ディスカッション
           <モデレーター> 有本建男(CRDS副センター長)
           <パネリスト>
            大垣 眞一郎(国立環境研究所 理事長)
            黒田 昌裕(CRDS上席フェロー)
            桑原  洋(日立製作所 特別顧問)
            永井 良三(東京大学大学院 医学系研究科 教授)
            原山 優子(東北大学大学院 工学研究科 教授)
            柳川 範之(東京大学大学院 経済学研究科 准教授)
           <ラポルトゥール>
            庄司真理子(CRDSフェロー)

 ■詳細と参加申込は下記ホームページをご覧ください。
  ⇒  http://crds.jst.go.jp/sympo/20100601/
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      学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
  http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
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