JRSM広報 (10.04.20)0154 |
日本学術会議ニュース・メール |
日本放射線安全管理学会の皆様へ |
JRSM広報委員会 |
日本学術会議ニュースメールより,公開シンポジウム等の開催情報が届いておりますので、ご案内致します。 |
==================================================================== ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.246 ** 2010/4/16 ==================================================================== |
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ◇ 公開シンポジウム「生命動態システム科学〜生命の動的理解・予測・ 制御を目指して〜」の開催(ご案内) ◇ 日本学術会議 公開シンポジウム「IPCC(気候変動に関する 政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」の開催(ご案内)【再送】 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■----------------------------------------------------------------- 公開シンポジウム「生命動態システム科学〜生命の動的理解・予測・ 制御を目指して〜」の開催(ご案内) ------------------------------------------------------------------■ 20世紀、生命科学は分子生物学の発展により、ゲノムやタンパク質を始めとする生命の構成部品とその機能を明らかにしてきた。同時に、集団遺伝学や バイオインフォマティクスなど、遺伝子を中心に生命機能の量的な理解を深めてきた。 21世紀に入り、光学技術・次世代シーケンサなど生命を計測する技術がさらに高度化し、生命の生きた状態を動的に観測することが現実になりつつある。21世紀の生命科学の大きな課題の一つは、精密な計測結果に基づき生命、特に細胞レベルの活動をまるごと動的に理解することにより、新しい生命観の創出に挑戦することである。 そのためには、生命を記述する枠組にも、そのダイナミズムと複雑性を十分に表現できるものが必要になる。細胞システムのように複雑・非一様かつ動的に統御されている系を記述するには、単純な因果関係では表現しきれず、シミュレーション技術・数理科学・情報科学に基づく高度なモデル化が必須になる。 定量的な生命計測と計算・情報生命科学の近年の発展により、細胞内の1分子の挙動などこれまでのシステム生物学でのモデルを超える理解が可能になりつつあり、生命の動的理解への挑戦を開始する機は正に熟している。計測とモデルに基づく生命の動的理解は、生命の挙動のより精密な予測を 可能にし、さらには生命の制御・設計をも可能にするであろう。 本シンポジウムの目的は、長期的な生命科学の発展に資するため、日本の生命科学コミュニティにおいて「生命の動的理解」に繋がる研究活動についての理解を増進し、議論を興隆させることにある。その目的のため、諸分野の相互理解を深め研究の将来像を描くと共に、今後の重点研究課題・融合研究課題について議論を進めるべく、幅広い分野の指導的研究者を集め、ここにシンポジウムを開催するものである。 ◆日 時:平成22年5月7日(金)〜8日(土) ◆場 所:日本学術会議 講堂 (東京都港区六本木7−22−34) 【問合せ先】 「生命動態システム科学」シンポジウム事務局 bio-q_sympo_info@phys1.med.osaka-u.ac.jp 詳細については、以下のURL(シンポジウムHP)を御覧ください。 http://www.phys1.med.osaka-u.ac.jp/bio-q/index.html 【参加申込方法】 参加費無料、事前登録制(定員300名) 下記URLで事前登録をして下さい。 http://www.phys1.med.osaka-u.ac.jp/bio-q/index.html ※問合せ先 日本学術会議事務局第二部担当 木田 Tel:03-3403-1091 ■----------------------------------------------------------------- 日本学術会議 公開シンポジウム「IPCC(気候変動に関する 政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」の開催(ご案内)【再送】 -------------------------------------------------------------------■ ※ 昨日発行のNo.245においてご案内いたしました、本シンポジウムの 「◆開催趣旨」に一部修正がございましたので、再度お送りいたします。 ◆日 時:平成22年4月30日(金)13:00〜17:00 ◆場 所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7−22−34) ◆主 催:日本学術会議 第三部 ◆開催趣旨: IPCC(気候変動に関する政府間パネル)をめぐる問題(所謂, Climate-gate, IPCC-gates)について、科学的観点から事実関係を明らかにし、その情報と認識を共有すること、そして、今後このような問題が生じないためのIPCCの科学的作業の在り方、社会と政策への情報提供の倫理性、科学者の行動規範などについて討議する。 ◆プログラム、問い合わせ先等の詳細はこちらからご覧下さい。 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/94-s-3-1.pdf (日本学術会議ホームページへリンク) ******************************************************************** 学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html ******************************************************************** ==================================================================== 日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等への転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読みいただけるようにお取り計らいください。 また、日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けておられる学協会におかれましては、メールアドレス、事務局及びその所在地、電話番号、ファクシミリ番号、ホームページURL等に変更がありましたら、事務局(p228@scj.go.jp)まで御一報いただければ幸いです。 ==================================================================== 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/ 〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34 −以上− |