JRSM広報
(09.09.29)0133

放射線安全管理学会 会員各位
金子 正人

 下記研究会の開催についてご案内を申し上げます。

NPO法人放射線安全フォーラム 第10回放射線防護研究会
「原爆被爆者の発がんリスク」開催のご案内





1.開催趣旨:  開催趣旨:原爆被爆者の追跡調査データは、放射線リスク評価の基礎になっていますが、最近、原爆症の認定をめぐって、国の審査会の検討結果と異なる判断が裁判所によってなされています。また、昨年の8月には、広島の爆心地から数キロメートルも離れ、原爆の初期放射線にほとんど被曝してないとされている人々に、がん死亡リスクが高いとする名古屋大学などの研究者グループの調査結果が、新聞に大きく報道されております。今回は、こうした問題について、理解を深める機会を企画いたしました。ご関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

2.日  時: 2009年10月24日(土)13:30~17:00

3.場  所: (株)千代田テクノル 本社2階会議室
 東京都文京区湯島1-7-12 千代田お茶の水ビル

4.講  演: テーマ「原爆被爆者の発がんリスク」
 座長:金子 正人 ((財)放射線影響協会 顧問)

(1) 基調講演「原爆被爆者の放射線影響調査」
13:35~14:35
 長瀧 重信
  (長崎大学名誉教授,元(財)放射線影響研究所 理事長)

(2) 論文紹介「広島の初期放射線極低線量被爆者は高い発がんリスクを示した」
 (日本衛生学会英文誌 Environ Health Prev Med,2008年9月号)
14:35~15:05
 斎藤 修
  (元(財)放射線影響協会 常務理事)

--- 休憩 ---

(3) コメント
15:20~16:20
コメンテータ(1)
 松浦 辰男
  (立教大学名誉教授,NPO法人放射線教育フォーラム 事務局長)
コメンテータ(2)
 吉本 泰彦
  ((独)放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター 上席研究員)

4.総合討論:
16:20~17:00

5.懇親会:
17:30~19:30

6.参加費: 2,000円(NPO法人「放射線安全フォーラム」会員は、無料)
 なお,懇親会の参加費は,別途3,000円程度を予定しています。

7.参加申込: ホームページから、http://www.rsf.or.jp

8.問合せ: 事務局 
    FAX:03-5803-4885、Tel:03-3816-5256(吉田)

-以上-