JRSM広報
(05.06.12)0049

日本放射線安全管理学会
学会員 各位
広報委員会

日本保健物理学会シンポジウムの開催案内

 日本保健物理学会よりシンポジウム開催の案内を以下のように受けましたので学会員の皆様にご案内させていただきます。



シンポジウム「放射線防護におけるステークホルダー関与」


日本保健物理学会、経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)共催
趣旨:  多くの分野でステークホルダー(利害関係者と訳される場合が多い)の関与が話題になっていますが、OECD/NEAでは、数年前から、放射線防護の分野におけるステークホルダー関与についての活動が行われています。今回、OECD/NEAから2名の演者を招き、ステークホルダーとは何か、なぜ関与が必要か、成功した事例はどんなものがあるかなど活動の成果を中心に紹介していただくとともに、わが国からも、ステークホルダーの関与に関する現状を幅広く紹介いただき、わが国で導入する場合の問題点について総合討論を予定しています。まだ、わが国では発展途上の分野ですが、今後ますます重要な課題となることが予想されます。多数の皆様の参加をお願いいたします。
日時 7月2日(土)13:30−17:00
場所 東京大学工学系研究科原子力国際専攻12号館5階講義室
参加費 保健物理学会員 2,000円 非会員 3,000円 学生1,000円
(会場準備のため、できるだけ事前のe-mailでの参加申し込みをお願いします。)
☆ 日英同時通訳有

下記ページを参照してください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhps/j/events/kikaku/oecdj.doc
See bellow
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhps/e/events/kikaku/oecdneae.doc



<プログラム>


1.OECD/NEAからの提言 13:30〜14:50
  座長 山口恭弘(原研)
 (1) Activities in the OECD/NEA expert group
                   Ted Lazo (NEA)
 (2) Activities in the OECD/NEA expert group
                   Jacques Rochard (CEPN)

2.日本におけるステークホルダー関与 15:00〜16:00
  座長 土居雅広(放医研)
 (1) 規制当局におけるステークホルダー関与
               依田紀彦(文科省原子力安全課)
 (2) 事業者におけるステークホルダー関与
                   宮崎振一郎(関電)
 (3) 東海村におけるリスクコミュニケーション活動
                   土屋智子(電中研)
 (4) ステークホルダー関与に関するわが国の問題点
                   小林定喜(放影協)

3.総合討論 16:00〜17:00
  座長 甲斐倫明(大分看護大)

  コメンテイター:全講師


連絡・申込先: 緒方良至(保健物理学会企画委員会幹事、名古屋大学)
E-mail: ogata@met.nagoya-u.ac.jp


−以上−