20080201 「放射線安全管理のための手作りソフト研究会」メンバー募集



                    日本放射線安全管理学会 企画委員会
野村 貴美
                               

 日頃、日本放射線安全管理学会の活動にご協力いただきありがとうございます。

 さて、企画委員会では手作りソフトの普及を目指して「放射線安全管理のための手作りソフト研究会」を立ち上げることになりました。その目的は「管理する場所に適合し、管理者にとって使いやすくコストも安いソフトウェアを管理者自らが作ることをお手伝いする」ことにあります。研究会において、これなら作ってみようかな、と思っていただけるようなソフトウェアを作り、作り方を公開し、作る管理者、作れる管理者、作りたくなる管理者を増やしていこう、ということです。中には研究会で作ったソフトウェアをそのまま使いたい、と言われる管理者もいらっしゃると思います。それはそれで大いに結構なことで、学会員への頒布ということも考えられます。

 次のような活動を、出来る範囲でやっていこうと考えています。
 (1)アイデアやノウハウの交換
 (2)ホームページか学会誌に作り方教室を開設
 (3)学会として作り方の本を出版する
 (4)フリーウェアとして学会員に頒布
 (5)ある程度の規模のソフトウェアをみんなで開発
 などなど・・・。

 例えばこんなやり方で始めようかと思います。まずテーマを決め、仕様を決めます。気合を入れれば1週間で出来るようなテーマと仕様にしておいて、それに沿って1ヶ月くらいでエクセルとファイルメーカーで、作れる人は作ってみます。すでに作ったことのある方はその経験を元にあらためて作ったり、過去に作られた作品そのものを提供していただきます。或いは独自な考えで新たに作られる方もいて、1ヶ月後には複数のソフトが揃うことになるでしょう。それらのソフトを元に、みんなで意見や質疑応答をし、新しいアイデアやノウハウを加えて、2,3ヶ月後くらいにはひとつの決定版に仕上げます。

 そして、その作り方を会員に解説します。作り方教室の開設です。こうして回を重ねていき、ある程度まとまったら本にします。巷に出回っている参考本をいくつもひっくり返しながら作るのではなく、放射線管理に特化してあるからこれだけ見れば大丈夫、という本になればよいと思います。
テーマとなる管理対象は、放射線業務従事者、管理区域への入退室、RI、モニタリング測定、などありますが、応募の多かった「人の管理」、特に「放射線業務従事者の登録業務」に関連したソフトから手掛けたらどうでしょうか。

 以上は一案でありまして、メンバーになってくださる方々と相談しながらよりよい方法を見つけていき、会の目的を実現したいと思います。メンバー間のやり取りは、出来るだけメール&添付ファイルで行ないたいと思います。
賛同して下さる方、一緒にやってみようと思われる方、アイデアをお持ちの方、ぜひメンバーの一人になってください。応募資格は特にありません。手作りソフトに興味をお持ちであればどなたでも歓迎です。一緒に勉強していきましょう。

 ご所属・お名前・メールアドレスだけで結構です。企画委員会「手作りソフト研究会」の実吉(ksaneyos@ric.titech.ac.jp)までお送りください。できれば3月から活動を始めたいと思いますので2月中にご登録いただくと助かります。よろしくお願い致します。


-以上-